こんにちは、旅行大好き、ものぐさ夫婦のネムスです。
旅行中は、観光やショッピングなど何かと移動することが多くなりますよね。
ものぐさ夫婦は、方向音痴なうえに、土地勘がないこともあり、あらぬ方向に進み道に迷ったり、選んだ道が遠回りだったりが定番です。
そんな時も、偶然見つけたお店や街の景観を楽しむくらい、余裕を持った旅が出来るようになりたいものです。
ということで、沖縄県那覇市にある、より道やまわり道にもおすすめのスポット、世界遺産「識名園(しきなえん)」に行ってきました。
識名園って、どんなところなのか?
楽しんで読んでみてくださいね♪
概要|外国の特使を饗した琉球王家最大の別邸
識名園は、18世紀の終わり頃につくられた琉球王家最大の別邸。他にも、17世紀後半につくられた、御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)が首里崎山にありましたが、沖縄戦で焼失しました。
首里城の東に位置する、御茶屋御殿は「東苑」、南に位置する識名園は「南苑」ともよばれたそうです。
識名園(しきなえん)
住所:沖縄県那覇市真地421−7
電話:098−855−5936
俗称:シチナヌウドゥン
利用目的:国王一家の保養や外国使臣の接待など
面積:41,997平米(約12,726坪)
※東京ドームの面積46,755平米
※沖縄セルラースタジアム那覇の敷地面積50,395平米
2000年3月:国指定「特別名勝」
2000年12月:ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群として)登録
楽しみ方|2,000歩で廻れる回遊式庭園
識名園は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむ「回遊式庭園」という造園形式なのだそうです。
用意された順路(途中から帰路)に沿って進むと、その造りを味わうことができるように順路(途中から帰路)が設置されていました。
券売所は現金のみ|識名園の楽しみ方
◇券売所で観覧券の購入が必要
パンフレットが置いているので、持って入場すると、園内で解説が読めて便利でした。
■注意しましょう
券売所はキャッシュレス決済に対応していません。
現金を忘れないようにしましょう!
◇入口
「園名識」を見て、右から左に進む読みかたの、起源や理由が気になることは、置いといて先へ進みます。
スポット1「通用門」|識名園の楽しみ方
◇正門に比べるとやや小振りの通用門
スポット2「正門と大きくカーブした道」|識名園の楽しみ方
◇正門とそこに続く石畳道
◇南国と温帯の植物が共生する少し不思議な感覚のする石畳
スポット3「育徳泉(いくとくせん)|識名園の楽しみ方
◇育徳泉(いくとくせん)
淡水に育つ紅藻類「シマチスジノリ」の発生地として、1972(昭和47)年、国の天然記念物に指定されたと書いてありました。
◇井戸口の上に立てられた「泉をたたえた2つの碑」
スポット4「御殿(うどぅん)」 |識名園の楽しみ方
◇駕籠屋(かごや)
首里城から国王などが乗ってこられた御輿(うくし=乗り物)を収めたところで、担ぎ手たちが一服する場所でもあったそうです。
◇御殿(うどぅん)
赤瓦屋根の木造建築で、昔は上流階級のみに許され格式のある作りに、雨端(あまはじ)などに民家風の趣を取り入れています。
◇雨端(あまはじ)
軒に差し出した庇(ひさし)とその下の部分のことをいうそうです。また、雨端柱と呼ばれる、自然木の独立した柱が、屋根を支えています。
沖縄特有の玄関を持たない民家では、外来者との接客にも使われていたようです。
◇廊下に開かれた跳ね上げ窓
たまたまガイドさんの解説が聞こえてきまして、当時の王様の身長(約150cmくらい)に合わせて作られているそうです。
◇身長170cmのネムスの視界
景色はあまり見えません。
◇ちょっとしゃがんだ視界
あら!いい景色♪
◇建物の総面積は、525平米(約159坪)で、部屋の数も15あった
◇炊事場
スポット5「石橋」|識名園の楽しみ方
◇石橋は中央が高くなったアーチ橋
◇池の中に配された島に架けられた大小2つの橋
◇橋の上からの風景
スポット6「六角堂(ろっかくどう)」|識名園の楽しみ方
◇琉球石灰岩でつくられたアーチ橋と六角堂
◇六角形のあずまやから見る御殿
スポット7「滝口」|識名園の楽しみ方
◇溢れた池の水が流れる石造りの懸樋(かけひ)
◇懸樋から水が落ちている様子までは見えなくて残念
スポット8「船揚場(ふなあげば)」|識名園の楽しみ方
◇船揚場(ふなあげば)
舟遊びの際に船を着けた場所だそうで、泳いでいる鯉も何気に優雅に見えてしまいます。
スポット9「勧耕台(かんこうだい)」|識名園の楽しみ方
◇勧耕台(かんこうだい)
現代の眺めは街並み。別邸として使われていた当時は、田畑が広がっていたそうです。
海が見えない場所に造られ、中国から訪れた使者に、琉球は広いと思わせるためだともいわれています。
ここから先は、案内板の表記が「順路」から「帰路」に変わっていました。
休憩&トイレ|識名園の楽しみ方
◇園内のトイレは1か所
トイレの他に、水分補給のできるドリンクエリアもありましたよ。
飲み物の販売(自動販売機など)はありませんでした。事前に自分で準備しましょう!
スポット10「番屋」|識名園の楽しみ方
◇通用門と御殿の近くで識名園を管理した番人の住居「番屋」
通用門の近くに位置するので、順路の初めに見たのもこの番屋でした。
◇出口
券売所に戻ってきました。
一周は約2,000歩でした。
散策の他にも楽しめる|識名園の楽しみ方
◇解説版が設置されていて分かりやすい♪
◇バナナ園
◇豊富な植物の庭園
◇いろんな魚が泳いでいた池
ものぐさ夫婦は、のんびりと散策して識名園を楽しみました。
広い敷地の中は、自然が豊富で、草木を観察したり、魚や昆虫を探したり、いろんな楽しみ方がありそうでした♪
持ち物と服装|識名園(しきなえん)
【気候】
訪れたのは4月、それほど暑くなく曇空。
園内は木陰もあり、絶好の散策日和。
それでも、紫外線の強い沖縄では、予防を心がけるようにしています。
【路面状況】
順路に沿って歩くと、石畳の部分もありますが、写真のように山道のような場所もありました。
ものぐさ夫婦の服装と持ち物が↓です。
◇服装
・帽子
・薄手で長袖の上着
・長ズボン
・運動靴
◇持ち物
・財布(現金&クレジットカード)
・スマートホン
・水筒
・肩掛けカバン
アクセス|識名園 無料駐車場
カーブの途中にあり、見逃しそうになった駐車場の入口。
■自動車・タクシー
那覇空港から約20分。
■路線バス バス停:識名園前
[2番:識名・開南線] 識名園前(識名向け・真地方面)下車 徒歩約1分
[3番:松川新都心線] 識名園前(識名向け・真地方面)下車 徒歩約1分
[4番:新川おもろまち線] 識名園前(識名向け・真地方面)下車 徒歩約1分
[5番:識名・牧志線] 識名園前(繁多川 or 新川方面)下車 徒歩約3分
[14番:牧志開南循環線] 識名園前(繁多川 or 新川方面)下車 徒歩約3分
沖縄本島 路線バス&ゆいレールの総合案内システム 〉〉 【のりものNAVI Okinawa】
シェアサイクル「CYCY(サイサイ)」のステーションもありました。
体力に自信があれば、徒歩や自転車で首里城へ移動もできそうですね♪
沖縄のシェアサイクルなら 〉〉 【CYCY(サイサイ)】
周辺を楽しむ|王朝食パン 識名園
券売所とくっついているので、周辺と言うより一部ですね。
2023年の「おきなわ花と食のフェスティバル」に出店されていて、気になっていたものの買いそびれてしまったのが、こちらのお店の「国王の食パン」でした。
今回は、他にも「王妃のぶどうパン」と「国王のキューブ飴食パン」も購入しました♪
持ち物のクレジットカードは、こちらで使いました。
国王の食パンを買いそびれたイベントの記事 〉〉 【おきなわ花と食のフェスティバル】
おわりに|識名園に行ってみて
最後までお読み頂きありがとうございます。
琉球王国といえば、首里城が圧倒的に有名ですよね。
識名園には、城のような派手さはありませんが、池の周りを自然とふれあいながら、ゆる~く過ごしたおかげで、リフレッシュすることができました。
皆様の、より道やまわり道の参考になれば幸いです。
Enjoy your journey !
<山口旅食べ>
海の幸とうまい酒を味わった「おかもと鮮魚店竹崎町」
<福岡旅食べ>
初めてのちか天「天ぷら定食ふじしま」
<沖縄旅食べ>
宮古島の朝食体験記「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」
万座のホテル朝食体験記「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」
ゆるっと居心地のいい「古民家居酒屋 かんから・カン」
ゆいレール県庁前の「アグーとんかつコション久茂地店」
沖縄のデパートりうぼう地下でイートイン「胡同DELI」
壁画の映える店「オロクドーナツ」
イオン那覇で揚げたて天ぷら「てんぷら一代那覇店」
旅行にも使えるホッ!とくつろく喫茶店「ピノキオ イオン那覇店」
新感覚の体験!「ひとりしゃぶしゃぶいち」
コスパ良い人気のお店!「ステーキハウスデイズ」
アメリカンビレッジで味わう本格江戸前寿司「喜楽」
面白いメニューと美味しい料理のレストラン「ピパーチキッチン」
ちょっとユニークなバーガー店「ベイビーベイビーハンバーガー&ブックス」
モノレールで行けるシップレストラン「モビーディック号」
小禄の住宅街にあるまったり呑める心地よいお店「まぁちゅう 路地酒場」