こんにちは!ものぐさ夫婦のネムスです。
美ら島エアフェスタ2025も終了したばかりですが、2026年の情報が入り次第、こちらの記事で随時更新していく予定です。
航空ファンはもちろん、家族連れや観光客にも大人気のこのイベント。昨年はブルーインパルスの展示飛行もあり、会場は大きな盛り上がりを見せました。
2026年はどんなプログラムが発表されるのか、今から楽しみですね。
この記事では、見どころや開催スケジュールの更新と合わせて、初めて参加する方にもイメージしやすいよう、これまでの開催風景も掲載しています。
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください♪
美ら島(ちゅらじま)エアフェスタとは(概要)

基地が一般開放され、普段は見ることのできない航空機の地上展示をはじめ、アトラクションや隊員とのおしゃべりコーナーなど交流の場もあり、多彩なプログラムが楽しめます。
航空自衛隊那覇基地で毎年12月に開催され、航空ファンはもちろん、家族連れや観光客にも人気の沖縄最大級の航空イベントです。
美ら島エアフェスタの見どころを紹介

飛行展示の中でも特に印象に残ったのは、F-15の機動飛行でした。
急旋回や急上昇の瞬間にアフターバーナーが点火し、ジェットエンジンからオレンジ色の光がほとばしる様子は圧巻で、轟音とともに空へ駆け上がる姿に会場全体が息をのんでいました。

キッズトレイン・消防車放水体験・エアバト・警察犬訓練展示など那覇基地でいっぱい遊べる地上アトラクションの中でも特に人気だったのがキッズトレインです。
大人だけでも乗車でき、ルートによっては飛行展示の機体のすぐ近くまで行けるため、写真を撮りたい方にも魅力的なアトラクションでした。
2025年は10:40に並び、実際に乗れたのは約1時間後という盛況ぶりでした。

那覇基地エイサー部や那覇基地太鼓部を始め、基地近隣のダンススクールなどのステージアトラクション。中でも、南西航空音楽隊による演奏は、毎年楽しみにしている方も多い人気企画。
2024年よりビッグバンドスタイルから吹奏楽編成へと変わり、より幅広いジャンルの楽曲が楽しめるようになり、力強くも温かいサウンドが会場を包み込み、航空祭の雰囲気を一気に高めてくれます。

地上展示では、普段は遠くから眺めるだけの航空機や装備品を間近で見られるだけでなく、実際に中を見学できるコーナーもあり、航空祭ならではの体験が楽しめます。

美ら島エアフェスタの会場となる那覇基地は、航空自衛隊と民間航空が共用する滑走路を持つ、全国でも珍しい空港です。
そのため、イベント中も航空自衛隊の戦闘機だけでなく、民間の航空機の離陸シーンを見ることができるのが特徴です。

この日は、ヤマト運輸の貨物機が離陸する様子も見ることができました。
→ リンク:赤嶺駅~旭橋駅・奥武山公園周辺ホテル案内
開催スケジュール

2026年のスケジュールの公式な発表はまだありません。
■開催日
2026(令和8)年12月(日)
■一般開放時間
■開催場所
航空自衛隊那覇基地
〒901-0144
沖縄県那覇市当間301
■航空自衛隊那覇基地公式Instagram
https://www.instagram.com/naha_airbase/
持ち物と注意点

那覇基地へ入門する際には、手荷物検査が実施されます。
特にイベント当日は多くの来場者で混雑するため、必要なものだけをコンパクトにまとめておくのがおすすめです。
持って行くと便利なもの

【ポケットに入れておいたもの】
・スマホ
・財布(現金、クレジットカード、家の鍵)
・トラベルノート(会場案内図、タイムテーブル、ボールペン)
【リュックに入れて持参したもの】
・水筒(こまめな水分補給に)
・軽食(混雑時の食事対策に)
・タオル(汗・雨・寒さ対策に)
・ウルトラライトダウン(風が強い日は必須級)
・ポンチョ(突然の雨に備えて)
2025年の美ら島エアフェスタは、気温が20度を下回り、風も強く、体感では肌寒さを感じる一日でした。
さらに雨の心配もあったため、天候の変化に対応できる持ち物がとても役立ちました。
持ち込み禁止物について


4番の項目は普段の外出で使うことも多いので、うっかり持ち込まないようにしましょう。
会場での注意事項について


トラブル防止のためにも、周囲への配慮と公式案内への協力を心がけましょう。
これまでに行われた開催風景

美ら島エアフェスタでは、毎年多くの来場者が訪れ、航空機の展示や飛行展示、地上イベントなどが盛りだくさんに行われます。
飛行展示の様子

▷ 声援を送る来場者へ笑顔で手を振り、展示飛行に向かうパイロットたち(2023年)

▷ オープニングフライト(2025年)
編隊を組んだ「F-15」が会場上空を2度航過し、イベントの幕開けを華やかに飾りました。

▷ 編隊飛行1(2025年)
「T-4」を先頭に「F-15」が両脇を固めるフォーメーションは、見た目にも美しく、力強さと精密さが際立っていました。

▷ ブルーインパルス(2025年)
注目を集める人気の飛行展示とあって、ウォークダウンが始まる頃には多くの来場者が集まり、寒さの中でも期待が高まっていきました。

▷ 合同飛行2(2025年)
「E-2D」と「F-15」による合同飛行は、イベントの終盤、飛行展示の締めくくりとして空を彩り、来場者の視線を集めました。

▷ ブルーインパルス飛行展示(2025年)を終え、来場者の声援に応えるパイロットたち。
アトラクションの様子

▷ 基地エイサー部「ウェルカムエイサー」(2023年)
基地エイサー部が、太鼓の力強い響きとキレのある演舞が印象的なウェルカムエイサーで来場者を出迎えていました。

▷ 警備犬訓練展示(2025年)
確保された”犯人役”をじっと見つめる訓練犬。反省の弁を述べるその様子に、観客からは笑いと拍手が起こっていました。

▷ 航空学生ドリル(2025年)
一糸乱れぬ隊列とライフル操法が見どころの演技は、毎年内容が変わるため、何度見ても新鮮な感動があります。

▷ 滑走路近くに駐機された飛行展示機の周辺を周回するキッズトレイン(2025年)
同乗した隊員は、撮影ポイントや「いま給油中ですよ」といったリアルタイムの状況を、ユーモアを交えながら分かりやすく紹介してくれました。
到着間際に飛び出した「2回目の搭乗をお待ちしております!」の一言には乗客から笑いが起こり、来年も必ず乗りたくなるほどの楽しさでした。

▷ F-15綱引き ※美ら島エアフェスタ2025に催しはありませんでした。

▷ 装備品展示等(2025年)
屋内ブースでは、爆発物処理(EOD)に関する装備品や訓練の様子が紹介されていました。
防護スーツや特殊工具、爆薬の模型などが並び、実際の任務で使われる機材を間近で見ることができます。

▷ キッズエリア(2025年)
バンパーカーや大型エア遊具が並び、子どもたちの笑顔があふれていました。
ジャングルや海をテーマにしたカラフルな滑り台は、見ているだけでも楽しく、順番待ちの列にもワクワクが漂います。

▷ エアカードバトル(2025年)
陸自祭では陸上自衛隊仕様のカードバトルも行われており、カードバトルそのものが自衛隊イベントで人気を集めつつあるように感じました。

▷ 救難隊吊り上げ体験(2025年)
参加者は隊員のサポートを受けながら、救助用ハーネスに身を包み、空中へとゆっくり引き上げられる貴重な体験を楽しんでいました。

▷ ステージアトラクション「まさひろ酒造:瓶踊り」(2019年)
2019年のステージでは、まさひろ酒造で働く皆さんが、泡盛の一升瓶を頭に乗せたまま華麗な踊りを披露していました。初めて目にする光景で、とても斬新な印象を受けました。
※瓶踊りは危険を伴うため、見て楽しむだけにしておきましょう。
地上展示の様子

▷ 4発プロペラ機のP-3C哨戒機「99」(2023年)
対潜水艦戦や海上監視などに活躍するこの機体は、独特の機首形状と長い胴体が特徴。

▷ 大型のレーダードームが特徴的なE-2D早期哨戒機「477」(2025年)
双発プロペラと独特のシルエットがひときわ目を引き、近くで聞く低く響くブーンというプロペラ音も印象的でした。

▷ DHC-6-400型「JA2020」通称:ツインオッター(2025年)
日本では唯一、第一航空が旅客輸送に使用している航空機で、短い滑走路でも離着陸が可能な短距離離着陸機。

▷ 4発プロペラ機のC-130輸送機「078」(2025年)
物資や人員の輸送に活躍するこの機体は、力強いフォルムと迷彩塗装が印象的。

▷ C-130H輸送機「078」通称:ハーキュリーズ(2025年)
普段は体験することのない、飛行機の主翼の下まで近づける展示で、迷彩塗装の機体が持つ迫力や細部の造りをじっくりと観察できる貴重な機会でした。

▷ C-2大型輸送機「207」(2023年)
機体番号「207」が描かれたグレーの機体は、広い貨物室と長距離飛行性能を備えています。

▷ 政府専用機「」(2023年)
特別航空輸送隊の創設30周年を記念した展示で、機体前には記念旗や案内板が設置され、来場者の注目を集めていました。

▷ UH-60J救難ヘリコプター「」(2023年)
自衛隊の航空機に事故が発生した際には搭乗員の捜索・救助を行い、さらに、要請に応じて患者空輸などの災害派遣にも対応する、人命救助に重要な役割を担うヘリコプターと説明していました。

▷ CH-47J輸送ヘリコプター「498」(2023年)
機体のそばに消火用バケットが設置され、空中消火任務など多様な運用の一端を感じさせる内容となっていました。

▷ CH-47J輸送ヘリコプター「491」(2025年)
隊員による説明や装備品の紹介も行われ、来場者が間近で自衛隊の活動に触れる貴重な機会となっていました。上の写真とは機体番号が異なり違う機体のようです。

▷ コックピット展示:F-15J戦闘機「938」(2025年)
来場者が搭乗用ステップから操縦席を間近に見学できる貴重な機会となり、家族連れや航空ファンで賑わっていました。

▷ コックピット展示:T-4練習機「724」(2025年)
展示されている機体のそばには、隊員が案内してくれる見学コーナーもあり、操縦席や機内の様子を間近で見ることができます。

▷ RF-4E偵察機「909」通称:ファントムⅡ(2019年)
2019年の航空祭では、シャークマウスが印象的なRF-4E偵察機が地上展示されていました。
現在はすでに退役しており、こうした姿を見る機会はなくなりましたが、迷彩塗装と力強いフォルムは多くの来場者の記憶に残る存在だったと思います。

▷ U-680A飛行点検機「033」(2025年)
U‑680Aは、YS‑11FCやU‑125から続く飛行点検機の伝統を受け継いだ機体で、白と赤の洗練されたデザインがひときわ目を引きました。

▷ F-2戦闘機「508」(2025年)
ブルー系の迷彩塗装が印象的なこの機体は、日米の技術を結集して共同開発された、日本独自の多用途戦闘機だそうです。

▷ F/A-18戦闘機「22」通称:ホーネット(2025年)
会場では、足を止めて写真を撮る来場者が多く、ひときわ注目を集めていました。
軍用機に詳しくない筆者にはその理由が分からなかったのですが、後に米海軍が所有する機体で、今回が初展示だったことを知り、納得しました。

▷ F-15J戦闘機「923」(2025年)
飛行展示に使用されたF-15J戦闘機が、地上で待機する様子をキッズトレインから撮影しました。
双垂直尾翼と力強い機体ラインが特徴のこの機体は、一旦飛び立つと凄まじい轟音とともに圧倒的な迫力を感じさせてくれました。

▷ T-4ブルーインパルス「アクロバットチーム」(2025年)
知名度の高いブルーインパルスは会場の開放エリアでは人が多く、なかなか前列まで行けませんでした。こちらもキッズトレインから撮影した一枚です。

▷ 地上展示の働く車シリーズ広域(2025年)
一部の車両では運転席や操縦席に座ることもでき、記念撮影を楽しむ来場者の姿も見られました。

▷ ペトリオット地対空ミサイルシステム(2023年)
航空自衛隊が運用するペトリオットミサイルシステムが地上展示されていました。
レーダー装置とミサイル発射機が並ぶ姿は迫力があり、特に足回りはロボットのような形状で、今にも歩き出しそうな雰囲気でした。

▷ 破壊機救難消防車「PANTHER」(2023年)
航空機ではありませんが、鮮やかな赤いボディに差し色の黒が映え、その大きさも相まって強い存在感を放っていました。
「Rosenbauer」のロゴの横に描かれた“桜に翼”のマークも洒落ていて、航空自衛隊らしさを感じさせるワンポイントになっています。
物販・広報ブースの様子

▷ 海上保安庁広報ブース(2025年)
海上保安庁の役割や航空海上保安官の仕事を紹介するパネルのほか、飛行機やヘリコプターの模型も並べられ、子どもたちにも分かりやすい内容となっていました。
ブースの一角にはカプセルトイも設置され、「缶バッチ ガチャガチャ祭り」と題した企画が盛り上がりを見せていて、親子連れの笑顔が印象的でした。

▷ ANA広報ブース「制服着用体験、マーシャリング体験」(2023年)
ANAの広報ブースでは、制服着用体験とマーシャリング体験が行われていました。
筆者自身は体験していませんが、飛行機の誘導動作を模擬的に体験できるマーシャリングは初めて目にする企画で、航空イベントならではのユニークな取り組みだと感じました。

▷ JAL広報ブース「オリジナルキーホルダー製作体験」(2023年)
役目を終えた飛行機の部品を使って、キーホルダーを作るワークショップが開催されていました。

▷ 航空祭ならではの限定グッズが並ぶ物販コーナー(2025年)
タグやキーホルダーは基地ごとのデザインが楽しめる人気アイテムで。
コレクション目的の来場者も多く見かけました。
お店のご主人曰く、「どれにしようか迷ったら全部買ってネ!」とのことです(笑)

▷ 物販コーナー(2025年)
航空祭の物販コーナーでは、航空自衛隊関連のグッズがずらりと並んでいました。
人気商品の「海軍さんカレー」は午後には完売しており、早めの購入が吉だったようです。

▷ 物販コーナー「MRO Japan」(2025年)
MRO Japanの物販コーナーでは、整備現場ならではの雰囲気を感じさせる工具箱が限定販売されていました。先着15台という希少性もあり、すでに完売の札が掲げられていました。
筆者自身は購入できませんでしたが、もし来年も登場するならぜひ手に入れたい一品です。

▷ 飲食・休憩エリア(2025年)
購入したフードを食べたり休憩したりできるスペースです。会場からは少し離れた場所にあり、意外と空いていて、すぐに座ることができました。

▷ フードトラックエリア(2025年)
休憩スペースから階段を降りるとフードトラックエリア。お昼時には人気店に行列ができるほどの盛況ぶりで、どの店も個性的なメニューを提供していました。

▷ 飲食売店(2025年)
フードトラックエリアから会場に向かう途中に飲食売店が並んでいました。多くの人でにぎわっており、香ばしい匂いに誘われて足を止める来場者の姿が印象的でした。
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アクセス情報

当日の航空自衛隊那覇基地周辺は、混雑も予想されます。イベントを見逃さないためにも早めの到着が良さそうです。
モノレールで行く場合

> モノレールで行く場合に最寄り駅は「赤嶺(あかみね)駅」
赤嶺駅
↓ 徒歩約5分~8分

航空自衛隊那覇基地正門(手荷物検査あり)
↓ 歩く歩く歩く

↓ 約10分

航空自衛隊那覇基地のイベント会場へ到着。
基地正門から会場までは、歩いてみると「意外と遠いな」と、感じました。
タクシーで行く場合

基地内に降車場が用意されているので、渋滞がなければ快適にアクセスできます。
ただし、帰りにタクシーを利用しようとすると、乗車場には写真のように長い行列ができていました。
バイクで行く場合|航空自衛隊那覇基地

バイクの場合は、基地内に駐輪場があります。
車で行く場合

■臨時駐車場
2025年も無料の臨時駐車場が用意されました。
美らSUNビーチ 豊見城市字豊崎5-1
臨時駐車場からは、シャトルバスが運行がされます。
→ リンク:赤嶺駅~旭橋駅・奥武山公園周辺ホテル案内
おわりに

イベントが終わると、写真のように来場者が一斉に出口へと向かいます。にぎやかだった会場も、帰路につく人々の流れの中で少しずつ静けさを取り戻していきます。終了時間になると「蛍の光」が流れ、名残惜しさとともに一日が締めくくられるのも印象的でした。
今回のイベントで改めて感じたのは、意外と迷子が多いこと。特にお子さん連れの場合は、目を離さないよう注意が必要です。また、トイレは常に列ができていたので、早めの行動が安心です。
パンフレットやチラシなど、手に持っていたものが風に飛ばされる場面も見かけました。屋外イベントでは、身につけるものや持ち物の管理にもひと工夫があると安心です。
そして何より、すべてを見ようとすると時間が足りなくなってしまいます。やりたいことを優先して、無理のない計画を立てることが、満足度の高い一日につながると感じました。
今年はどんな魅力が待っているのか――ぜひご家族や友人と訪れてみてはいかがでしょうか。
基本情報
| イベント名 | 美ら島エアフェスタ2026 |
| 開催日 | 2026(令和8)年12月(日) |
| 開催時間 | |
| 開催場所 | 航空自衛隊那覇基地 |
| 最寄り駅 | ゆいレール「赤嶺」駅 |
| 問い合わせ先 | 航空自衛隊那覇基地 渉外室 |
| TEL | 098-857-1191(内線3291) |
| 公式サイト | https://www.mod.go.jp/asdf/naha/ |
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