こんにちは、ネムスです。
ブログを始めてもうすぐ2年になります。
ブログって、記事を書くのもあれこれ考えて大変なのですが、それよりも面倒で大変だと思うことがありますよね。
今回、Google AdSenseに表示された、赤い警告もそのうちの一つでした。
調べると、Googleにシンガポールの税務情報を提出しないと、収益の支払いが遅れたり、税金を多くとられたり、何かと困った状況になるようです。
シンガポールからこのブログ見てる人って居るかな？税の事とか分かんないから面倒くさそうだし、これは見なかったことにしとこかな！
面倒くさいからって、そのままにしておくと、後になってもっと面倒くさいことになっても知らないよ〜〜！
きっとそうなるよな〜。分かんないことだらけだけど、仕方がない今やっておくか！
というこで、早急に提出することにしました。
ざっと考えてやることは↓の3つ。
今後、他の国の税務情報を提出することも考えられます。
その時は、きっと忘れてしまっているので、自分用の記録としても使えるように、記憶のあるうちに記事にしました。
提出に必要な書類を調べる
すでに、「Google AdSense ヘルプ」のコミュニティに何件か質問があがっていました。
参考にしたスレッド1 〉〉 シンガポールの税務情報を提出するように求められました
参考にしたスレッド2 〉〉 税務情報の確認書類に問題が発生する
マイナンバーカード、運転免許証、住民票では、シンガポールの税務情報は受理されるが、税務上の居住地の税務情報が承認されないので、シンガポールでも課税（二重課税）される。
税務上の居住地の税務情報が承認されるためには、居住者証明書（交付は税務署）が必要。
提出に必要な書類を揃える
次に、提出に必要な書類の入手から作成方法、交付までの手順を記録。
必要な書類「居住者証明書交付請求書・居住者証明書」は自宅で入手できる
□「居住者証明書交付請求書・居住者証明書」を国税庁のWebサイトからダウンロードする。
入力用のPDFデータをダウンロードすると、直接入力が出来て便利。
居住者証明書交付請求書と居住者証明書は、両方で1枚の用紙。
◯入手した書類
・居住者証明書交付請求書・居住者証明書（租税条約等締結国用）入力用（PDF/211KB）※他に手書きできる印刷用のPDFもあり。
・留意事項・記載要領（PDF/141KB）
居住者証明書交付請求書・居住者証明書の入力と注意点
□オレンジの枠の7ヶ所に入力する。
ネムスは入力し忘れて申請したけど、左上の［税務署長 あて］の前に「所轄の税務署名」を入力したほうがいいのかも！
■ 記入した内容
1 請求日（提出日を入力）
2 住所（上に日本語、下に英語で入力）
例）
〇〇県△△市□□1丁目2番3号 アパート名＋部屋番号
アパート名#部屋番号, 1‐2‐3, □□, △△‐shi, ◯◯, Japan
3 名前と電話番号
名前の入力（1行目カタカナ、2行目漢字、3行目英語で入力）
例）
1行目 モノグサ タロウ
2行目 物草 太郎
3行目 MONOGUSA Taro ※姓は全て大文字、名は頭文字のみ大文字
電話番号の入力（頭の0を省き日本の国番号（＋81）を加えて入力）
例）090‐1234‐5678 → +81-90-1234-5678
4 提出先の国名等（日本語と英語で入力）
シンガポール Singapore
5 申述事項（1番上、2番目、3番目にチェックを入れる）
6 証明書の請求枚数（1を入力）
7 居住者証明書の欄（Singaporeと入力）
◯住所の欄に収まらない
住所を直接入力すると欄内に収まらなかった。
文字サイズは変更できなかったので、何も入力せずにMac標準のアプリケーション「プレビュー」の編集機能を使いテキストを貼り付けて対応。
□入力が終わったら請求枚数プラス1枚を印刷。
変更後のデータは、保存できなかったので、提出に必要な（請求枚数プラス1枚）2枚を印刷したよ。
交付請求書の提出から居住地証明書の受け取りとデジタルデータの作成
□交付請求書の提出
税務署へ行き、総合窓口に提出。※郵送での提出も可。その場合は、所要の切手を貼った返信用封筒を同封する。
□交付
即日交付ではなかった。※受付が終わったのが、午後4時を過ぎてたからかも
翌日の午前中に電話で連絡があり、税務署へ受け取りに行きました。
□提出用のデータ作成
受け取った居住者証明書を自宅のスキャナを使い、PDFデータでパソコンに取り込みました。
◯提出と受け取りの際に必要なもの
本人確認のために、マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、国または地方公共団体の機関が発行した顔写真付きの身分・資格証明書が必要。
◯確定申告を行ったことのない人は、住民票等が必要になるかもしれません。税務署に事前の確認をおすすめします。
Googleアドセンスに必要な書類を提出する
いよいよ、Google AdSenseに居住者証明書を提出します。※入力内容はネムス用です。人によっては違う場合もあります。
1. ログイン後に左上の［三］をクリック→［お支払い］の［● お支払情報］をクリック。
2. 切り替わった画面の［税務情報の追加］をクリック。
3. ［税務情報の追加］をクリック。
4. 内容を確認して［フォームを開始する］をクリック。
企業情報の入力｜フォームの入力
【業種】
→［個人の運営者］を選択。
【シンガポールに恒久的施設を所有していますか？】
→［いいえ］を選択。
【海外ベンダー登録制度に基づいて、シンガポールの物品サービス税（GST）に登録されていますか？】
→［いいえ］を選択。
課税免除と税法上の居住地を入力｜フォームの入力
【免税対象となっていますか？】
→［はい］を選択。
【税法上の居住地/地域を選択します】
→［日本］を選択。
【居住者証明】
→［税法上の居住地の証明書］を選択。
【アップロード】
→［パソコンに取り込んだ居住者証明書のデータ］を選択。
アップロード後に届くメールで確認
フォームに必要事項を入力し、居住者証明書のデータを送信すると状況を記したメールが届きました。
シンガポールの税務情報は受理され承認されたようです。
税法上の居住地における税務情報は、審査に日数を要するようで、承認されていません。
おわりに｜Google AdSenseの税務情報の追加
Google AdSenseのWebページからも税務情報を確認できます。
1月8日現在、ステータスは審査中のままでしたが、1月17日にメールで結果が届きました。
無事に、税法上の居住地における税務情報も承認されました。
終わってみると、費やした時間も短く意外にスムーズに進んだ印象です。税法上の居住地が承認されるまで不安ではありますが、面倒だからと先送りせずに提出できたのは、良かったと満足しています。
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