今回の宿は、15年ほど前に宿泊したことがあり、まだ「門司港ホテル」と呼ばれていました。そのときは、隣室から話し声が聞こえてくるなど、あまり良い印象はありませんでした。
今はリブランドされ、新しく「プレミアホテル門司港」に名称も変わりました。
同じホテルグループに「リーガロイヤルグラン沖縄」や「ハイアットリージェンシー沖縄那覇」など、ワンランク上の宿泊を提供してくれるホテルが名を連ねていて期待が持てます。
ものぐさ夫婦の宿泊記はこちら〉〉 リーガロイヤルグラン沖縄
はたして、リニューアルされた客室や新設されたクラブラウンジは、どのように変わっていたのでしょうか?
楽しんで読んでみてくださいね♪
プレミアホテル門司港4つのおすすめポイント
実際に、宿泊して感じた「プレミアホテル門司港」の魅力をあげてみました。
プレミアムホテル門司港のロケーション
プレミアホテル門司港は、明治から昭和にかけての歴史的な建物が残る門司港レトロ地区にあります。
周囲には、JR門司港駅や飲食店、コンビニエンスストア、お土産を販売しているお店も多く、移動や買い物には便利な場所でした。
また、レトロ地区の建造物は、ノスタルジックな統一感のある街並み。
初めて訪れたときは、タイムマシンに乗って、大正時代の西欧へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえました。
そして、門司港は九州最北端にある港町でもあります。
関門海峡を挟んで見えるのは、本州最西端の下関市。
移動の方法は、関門橋(車)、関門トンネル(車、鉄道、徒歩)、連絡船と多様です。
プレミアホテル門司港へのアクセス
プレミアホテル門司港へのアクセスを紹介します。
電車で移動した場合の最寄り駅は、国の重要文化財に指定されているJR門司港駅。
電車から降りたら、そこはもう観光スポットです♪
電車を利用してJR門司港駅まで行く場合
JR門司港駅からは、ほぼ直線で歩いて約3分。
◆JR「博多」駅より約35分
博多駅
↓ (新幹線:約17分、特急:約40分)
小倉駅 ※乗り換え
↓ (JR鹿児島本線:約15分)
門司港駅
↓ (徒歩:約3分)
プレミアムホテル門司港
◆JR「小倉」駅より約18分
小倉駅
↓ (JR鹿児島本線:約15分)
門司港駅
↓ (徒歩:約3分)
プレミアムホテル門司港
時刻・乗換・料金などはこちら〉〉 JR・時刻案内
飛行機を利用してJR門司港駅まで行く場合
◆「北九州空港」より約58分
北九州空港
↓ (リムジンバス:約40分)
JR小倉駅
↓ (JR鹿児島本線:約15分)
JR門司港駅
↓ (徒歩:約3分)
プレミアムホテル門司港
◆「福岡空港」より約37分
福岡空港
↓ (市営地下鉄空港線:約5分)
博多駅 乗換
↓ (新幹線:約17分)
小倉駅 乗換
↓ (JR鹿児島本線:約15分)
門司港駅
↓ (徒歩:約3分)
プレミアホテル門司港
車を利用してプレミアホテル門司港へ行く場合
◆小倉駅よりタクシーで約26分
◆九州自動車道「門司港IC」より約8分
◆北九州都市高速「春日IC」より約5分
【駐車場について】屋内と屋外の2ヶ所あり
[駐車台数]75台(先着順・予約不可)
[基本料金]最初の1時間400円(以降30分ごとに200円)
※到着の際、駐車場入口のスタッフに利用を伝える
<ホテルを利用した場合の料金>
[宿泊]1泊1,100円(税込)14:30〜12:00
[直営レストラン]最大3時間まで無料
[婚礼・宴会]最大6時間まで無料
プレミアホテル門司港の外観を紹介
建築界の巨匠
プレミアホテル門司港(公式サイト:https://premierhotel-group.com/mojikohotel/lp/arc.html)
アルド・ロッシにより設計された
二十世紀を代表する
デザイナーズホテル
世界的にも芸術的な建物は、世界に誇ることのできる門司港のランドマークホテル。
「日本新三大夜景都市」にランキング1位で再認定された北九州市。
その一角をなすプレミアホテル門司港の夜の外観は、昼間に見るよりも存在感が増して見えました。
参考:(一社)夜景観光コンベンション・ビュロー,「日本新三大夜景」,https://jptop3.yakeikentei.jp/,(参照2023-09-23)
プレミアホテル門司港のエントランスを紹介
JR門司港駅側にエントランスはあります。
フロア案内の最上階は9階ですが、3階を抜かしているので、地上8階建てだと思います。
二重扉になっていたエントランス。
近くの駐車場入口は、係員が常駐していましたが、エントランス前にスタッフはいませんでした。
玄関側の扉ともう一つの扉の間に、エレベーター入口に行く通路があります。
ものぐさ夫婦は、キャリーケースを転がして移動してきたので、エレベーターに乗るために、この通路を利用しました。
この通路は、残念なことに、空調はなく熱がこもり、とても暑く感じました。
階段の一部にエスカレーターが設置できれば良いのにね。
ホントそう思った!
二重扉のもう一つの扉の先にある階段。
真ん中のスペースがエスカレーターだったら嬉しかった!
ちなみに、階段を登って左にエレベーターとフロントデスクがあります。
エントランスとエレベーター入口までの通路は暑い。
プレミアムホテル門司港のフロントデスクとロビーを紹介
フロントデスクとロビーは2階にあります。
朝9時頃に到着したので、フロントデスクで荷物を預かってもらいました。
スタッフの笑顔と丁寧な対応に安心できました。
チェックインの始まる少し前に、ホテルに戻りロビーで待っていると、スタッフが声を掛けてきました。
チェックインを待っていることを伝えると、受付整理番号の札を渡されました。
順番が来ると呼んでもらえるから、立って並ぶ必要のないのがいいよね♪
それに、待ってる間もWi-Fiが使えるから、周辺情報の収集もできたよ!
チェックインで渡されたもの
・カードキー2枚
・朝食券2枚
・キーケース(部屋の番号が書かれていた)
・クラブラウンジの案内
■フロントデスク(24時間対応)
[チェックイン]
15:00〜
[チェックアウト]
11:00 (スタンダードフロア)
12:00 (プレミアフロア)
■ロビー
場所は2階のフロントデスク前。
関門海峡側のガラス窓は大きく、外の光が差し込んで、明るく清潔な感じがしました。
小倉織「KOKURA SHIMA SHIMA」の商品も販売していました。
14:00〜17:00は、ウェルカムドリンクの提供もありました。
この日あったのは、ほうじ茶でした。
はね橋のブルーウィングもじ側は、テラスに出られるようになっていました。
ここから階段で外に出られる造りになっていましたが、滞在時は封鎖されていました。
チェックインは、座って待てたし、その間もWi-Fiを使えました。
ウェルカムドリンクは、14時〜17時まで提供されています。
プレミアムホテル門司港の客室を紹介
プレミアホテル門司港の客室クラスは、標準的なクラスの「スタンダードフロア」とクラブラウンジにアクセス可能でチェックアウトが1時間遅い「プレミアフロア」の2クラスありました。
〜スタンダードフロア〜
☆ アルド・ロッシ設計の洗練された客室 ☆
部屋タイプ名 | 面積 | ベッドサイズ | 人数 |
---|---|---|---|
ダブルルーム | 17〜19平米 | 160×200(cm)×1台 | 1〜3人 |
ツインルーム | 20〜25平米 | 110×200(cm)×2台 | 1〜3人 |
ジャパニーズモダンルーム | 50平米 | 120×200(cm)×2台 | 1〜4人 |
ジュニアスイートルーム | 40平米 | 180×200(cm)×1台 | 1〜2人 |
スイートルーム | 40平米 | 110×200(cm)×2台 | 1〜2人 |
〜プレミアフロア〜
プレミアフロア特典で、上の写真のクラブラウンジ「テンポ」が利用できます。
旅食べブログ〉〉クラブラウンジで上質な時間を体験
☆ 豪華客船をイメージした贅沢な客室 ☆
部屋タイプ名 | 面積 | ベッドサイズ | 人数 |
---|---|---|---|
プレミア海峡デラックスツイン | 34〜37平米 | 120×200(cm)×2台 | 1〜3人 |
プレミアデラックスツイン | 38平米 | 120×200(cm)×2台 | 1〜2人 |
プレミアジュニアスイート | 48平米 | 120×200(cm)×2台 | 1〜2人 |
プレミア海峡スイート | 68平米 | 140×200(cm)×2台 | 1〜3人 |
宿泊した客室「ジュニアスイートルーム」を紹介
部屋は6階の端っこにありました。
ジュニアスイートルームの部屋のドア
カードキーをかざして鍵を開けるタイプだった部屋のドア。
ドアを開けると、波を表現したような模様が入った深い青の絨毯と窓枠のレトログリーンのアクセントが脳に焼き付きました。
ジュニアスイートルームのリビングルーム
広々としたリビングルームは、窓も大きく外の景色がよく見えます。
ベッドルームの扉を閉めると、大きな姿見があって驚きました。
鏡が付いているので、ワークデスク兼用のドレッシングテーブルですかね。
食器類を入れるキャビネットはなく、机の上に置かれていたので、物置として使用しました。
ティーコーナーに置かれていたのは、電気ポット、水、カップ、ティーバッグ。
コーヒーと煎茶が用意されていました。
引き出しの中は、ランドリーサービスの袋と注文書。
デスク下の扉の中は、空の冷蔵庫。
窓辺に置かれたティーテーブル。
隅には、バゲージラックとスタンドライトがありました。
テレビとテーブルにソファのセット。
このソファが気持ちよくて、こっちで寝ていました。
ジュニアスイートルームのベッドルーム
ほどよいスペースのベッドルームは、落ち着いた雰囲気。
サイドボードは、ベッドの左右両方にありました。
スマホなどの充電ができるのは、こちら側のサイドボードのみ。
着心地も良かったセパレートタイプのナイトウェア。
大きさは、大人用1サイズと子供用1サイズがあります。
ベッドルームのドレッシングテーブル。
ヘアドライヤーは、パナソニック製のよく見るタイプ。
ベッドルームにあったワードローブ(クローゼット)はコンパクトサイズ。
上には、消臭スプレーとハンガー。
下には、洋服ブラシ、靴べら、シューポリッシャー。
白色ではない、ちょっとふっくらした使い捨てスリッパは、リッチな感じがします。
空気清浄機も用意されていました。
ジュニアスイートルームの水回り(バスルーム)
水回りは、広々としていましたが、シンク・バス・トイレはワンルーム(3点式ユニットバス)。
プレミアフロアは、バスルームとトイレが別になっているそうです。
蛇口と蛇口レバーに微妙な距離感のある洗面ボウル。
POLA(ポーラ)の薬用ハンドソープが置かれていました。
女性アメニティーのクレンジング、洗顔、化粧水、乳液はフロントでもらってね!
バスタブは、十分な長さでしたが、幅はやや狭いと感じました。
恰幅の良い方は窮屈かもしれません。
ものぐさ妻が、家にも欲しいと言うくらい、気に入っていたシャワーヘッド。
今流行の高機能シャワーヘッドみたいだったから、湯シャンをしてみたら、頭皮がさっぱりして、予想以上に気持ちよかったよ!
シャワーとバスタブ用の蛇口を切り替えて使う一般的なカラン。
水洗レバーに付いていたオモリが気になったトイレ。
タオルはバスタオルとフェイスタオルが人数分ありました。
洗面ボウルに用意されていたバスアメニティ。
・歯ブラシセット
・ヘアブラシ
・ひげ剃り
・シャワーキャップ
・コットンセット
多くのホテルでは、お風呂用アメニティをポンプボトルに切り替えている中で、プレミアホテル門司港は、今もミニボトルで提供していて嬉しくなりました。
シャンプー、ボディソープ、コンディショナーは、ハイアットリージェンシーでも使われている、天然由来の「PHARMACOPIA(ファーマ・コピア)」でした。
ジュニアスイートルームの部屋からの眺め
部屋から見える景色は、窓枠が額の役目を果たし、絵画が動いているように感じられて面白く、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。
豪華客船に乗って、海外に来ている気分になれる、ベッドルームからの眺望。
ライトアップされた門司港レトロの夜景も綺麗でした♪
・部屋からの眺望は一見の価値あり。
・レトロな客室ですが、コンセントの数は十分ありました。
・2日目はWi-Fiが使えなかった。
・入浴用アメニティはミニボトルで提供。
・バスタブの幅は狭めでした。
部屋になかったもの
・コーヒーメーカー
・セーフティーボックス
※プレミアフロアにはある
・女性用アメニティー
※フロントでもらう
プレミアホテル門司港の館内設備を紹介
館内設備を紹介します。が!自動販売機や製氷機の写真を撮り忘れてしまいました!
先に写真なしで紹介しますね。
■製氷機
5階、8階にあります。
■自動販売機
4階、5階、8階にあります。※アルコールの販売はありません。
■電子レンジ
4階にあります。
■エレベーターホール
エレベーターは2基ありました。
■エレベーター
■客室廊下
■客室廊下とメイン通路の交差点
正面は控室とトイレ、左がセレモニーホール、右はエレベーターホール。
■茶室「一聚庵(いちじあん)」
■茶室「一聚庵(いちじあん)」
普通に中に入れましたので、部屋の様子もどうぞ。
■レストラン
・イタリアン「PORTONE(ポルトーネ)」
・ビュッフェ「farmers(ファーマーズ)」
・ステーキハウス「RED & BLACK(レッド&ブラック)」
朝食会場はファーマーズでした。
ものぐさ夫婦の朝食体験記〉〉 朝食で体験!九州山口のご当地グルメ
■クラブラウンジ「Tempo(テンポ)」
ウォールプレートに書かれている”閒”という文字を初めて見ました。
ものぐさ夫婦のラウンジ体験記〉〉 クラブラウンジ「テンポ」で上質な時間を体験
プレミアホテル門司港のまとめ
今回の宿泊で以前の印象とは全く異なりました。そして、最初に挙げた4つのおすすめポイントだけでなく、「プレミアホテル門司港」の魅力がたくさん見つかりました。
最初に挙げた4つのおすすめポイントとその他に良かったところ、気になったところをまとめました。
多少の不満があってもまた行きたくなる不思議なホテルでもありました。
プレミアホテル門司港の基本情報
ホテル名 | プレミアホテル門司港 |
---|---|
TEL | 093-321-1111 |
住所 | 〒801-8503 福岡県北九州市門司区港町9-11 |
チェックイン | 15:00〜29:30 |
チェックアウト | 11:00 ※スタンダードフロア 12:00 ※プレミアフロア |
ホテル規模 | 地上8階建て |
総客室数 | 162室 |
駐車場 | 65台 ※1,100円/泊(税込) |
最寄り駅 | JR鹿児島本線「門司港」駅 |
Wi-Fi | あり(無料) |
料飲施設 | あり 2階 ・イタリアン「PORTONE(ポルトーネ)」 ・ビュッフェ「farmers(ファーマーズ)」 ・ステーキハウス「RED & BLACK(レッド&ブラック)」 |
コインランドリー | なし |
プール | なし |
フィットネスジム | なし |
バルコニー | なし |
クラブラウンジ | あり 9階 |
喫煙 | 館内禁煙 ※4階に喫煙ルームあり |
自動販売機 | あり 4、5、8階 ※アルコールの販売はなし |
製氷機 | あり 5、8階 |
荷物預かり | あり フロントで対応 |
ルームサービス | なし |
売店 | なし |
支払い | 現金 クレジットカード ・VISA ・Amex ・DINERS ・デビットカード ギフトカード ・JCB、VISA 電子マネー ・edy ・iD ・nanaco ・WAWON ・交通系ic QR決済 ・paypay ・auPay |
その他 | 別途、宿泊税が必要。1人1泊当たり市税150円+県税50円。 |
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